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青春の蹉跌

 

長い影を落とす

真昼の底で頭を垂れ歩く

引き返せずに

 

白昼夢の中描いてた

絵空事は脆く

崩れ落ちていく儚くも

届かないまま

 

さようならまたどこかで

会える日を楽しみに

繰り返す過ちは

青春の蹉跌よ

 

宵を越す為と

胃に灯を灯しかすれ、落ちるまで思いは巡る

 

群れを成し歩く人々が

運んでくる不安

愁嘆の場で叫んでも

届かないまま

 

逝こうか生きてる内に

幻を探して

蛇蝎のごとく忌み嫌い

殺すわ

 

さようならまたどこかで

会える日を楽しみに

繰り返す過ちは

青春の蹉跌よ

 

 

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